化学物質過敏症の最近のブログ記事

実は3年ほど前、一時期仕事ができないほど体調を崩したことがありました。
原因不明で病院を何軒まわっても解決、回復しない日々。


あることからふと判明。
化学物質過敏症、でした。日常生活のあらゆる化学物質に反応します。

その過程はあまりにも長いので語る事はできませんが、引っ越しをし、問題のない素材でリフォームをし、仕事場の環境もかえ、身につけるもの、置いてあるものすべて見直して、日常生活をできるまで回復しました。

今は外出もできるようになりましたが、それでも突然何かをあびて反応がおきるので、曝露をさけるため持ち歩いているものがあります。それがこちらの織物。


ダッカの霧.jpg


たまたま山口智子さんの本でも紹介されていたのですが、オーガニックコットンのショールです。
こちらを織られた方と、昨年幸せな出会いがあり、私の状態をみてその日つけていたショールをくださったのでした。その場の空気が自分にとってよくないと思ったとき、このショールで吸い込むのをふせぎます。


そして、もうひとつ、地元福井で和紙織物をつくられている方ともご縁を頂き、工場に何度かうかがったことがあります。今ではとても手間のかかる糸の作り方をされていて(織物の中には天日干しにするものも)微量のにおい(成分)に超敏感な私でも全然問題のない素材。生地をわけて頂いて、つくったのがこちら。


キュアテックス和紙織物2.jpg


腕を通せばボレロ風カーディガンに、首にまけばストールになります。
外出時、あぶないとおもったら鼻まですっぽり(苦笑)。

こちらをつくったのは4年前になりますが(もともとアトピーと言われていたので)、その後、宇宙飛行士がはく靴下に採用されたそうです。和紙織物は吸湿性も保温性もよく、空気を含むのでとてもあたたかい上、においもふせぎます。ときどきひどい場所に行ってしまうと、逆に織物が吸い込んでしまうので、その後すぐに洗濯が必要ですが、私のような症状をもつ人には貴重なものだと感じています。


私は幸い、繊維に関係する仕事をしているので、出会いを頂く機会も多いのだろうと感謝していますが、自分が被験者にもなれる分、いい素材、そしていい染色(プリント)ができないだろうかと、常々頭の隅に残っています。

きっとこれは私のライフワークになるだろうと思いつつ、少しずつすすめられたらなあと思っています。



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